未経験でもしっかり働ける介護業界

日本の今、転職することは非常に困難だとされています。働く力を持て余す20代の若者たちでも、職先がなく露頭に迷っている氷河期時代が到来しています。そんな中、一筋の光となるのが介護業界。中でもホームヘルパーは仕事にありつくことが比較的容易で、中高年にて無職になってしまったという人たちの受け皿にもなっています。他業種からの転職組も多く、業界未経験者でも問題なく採用がされるのが特徴的です。

このような業界は他にはめったにないので、最悪の場合は介護系になれば生きていけるといっても過言ではありません。転職をするときには、まずは「介護職員初任者研修」というものを受ける必要が出てきます。ここで、介護に関する基本的な知識と技術を習得することになります。座学と実技との時間があり、すべて合わせると130時間程度の勉強をすることになります。介護は人を相手にする仕事なので、きちんとした知識を持っていないと勤まらないのです。

この介護職員初任者研修にてマスターして、一人前として現場に出ていくこととなります。これがあるがゆえに、日本の介護のレベルは高いと言われているのです。講座を受講するためには、10万円程度のお金がかかることに注意しておきましょう。最終的に130時間の勉強は誰でもしなければならないので、すぐに介護スタッフとしてデビューすることはできません。長い人であれば数ヶ月もこうした勉強をしていかなくてはならないので、できるだけ早いうちから講座だけでも受けておくのがいいでしょう。講座の内容としてはそれほど難しいものではないので懸命に勉強すれば難しくはないでしょう。